歴史法則主義批判への批判

歴史法則主義への批判をポパーは痛烈にしたわけだが

歴史法則と言ってもマルクス的なものから
もっと些細なものまで色々とあるだろうと思う
法則としてどれが正しいのかを確認することはできないが
長い歴史を経た後には淘汰されて残るものが幾つかある、という状態になるだろう
無論、無数に可能であるが、人間が未来を非常に大雑把に予測するには役立つ程度のものもあるかもしれない
厳密に不可能であるというのと
大雑把に可能であるというのとは類似のことではないだろうか
歴史法則にもレベルを設定できるのではないかと思う
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しかしながら やはり 唯一の正しい法則がありそうな気もするがなあ