犬のしつけ 分割した要素ごとに犬が「そうせざるを得ない」環境を整える

犬のしつけをするときには、問題をなるべく小さくすることが大事なのだそうだ。「持ってこい」という動作一つ教えるにしても、何かものを投げて、それを拾って戻ってくるという一連の動作は犬が学ぶには大きすぎるから、まずはそれを「ものを投げたら追いかける」「落ちたものを拾う」「拾ったものを持って帰ってくる」といった要素に分ける。分割した要素ごとに、今度は犬が「そうせざるを得ない」環境を整えて、その動作を教える。要素要素の動作が完成したら、最後にそれをつなげることで、ようやく「持ってこい」が学べる。そうした一連の要素記述を、訓練士の人たちは「スクリプト」と呼ぶんだという。
という紹介があった。なるほど。