不安性障害脳シャント

パニック障害とか全般性不安障害、社交不安障害など考えて見れば心臓がドキドキして赤面して汗が出てという具合で脳貧血とは全く逆で首から上の血流はとても増加していると思う
血流が増加していれば脳はよく働いているはずで最近の脳画像技術者の言い分だと頭が冴えることになる
しかし現実には頭が真っ白で何も考えられず不安でしどろもどろである
首から上の血流量が増えているな~どくどく頭に血が上がってるなぁ~どくどくだ!と、マインドフルする
でもいい考えが出ないのはどうしてだろう
指揮者のいないオーケストラ指揮者が出てくる前に音合せしている感じそれぞれの部分はとてもいい音を出しているのだけれど全体としては混乱して不安
どくどく血が流れているのになぜ指揮者は引っ込んでいるんだろう
んーー、なぜだろう
ーーー危機のスイッチが入っていると脳血流は古い回路に優先的に流れるそれは脳の構造からも言えそうである
二階建ての建物の水道管のようなもので一階部分の水道管のほうが太く出来ている
一階で蛇口全開にして水を沢山使ってしまうと二階では水の出が悪くなる
ちょうどシャント回路が働くように前頭前野まで血液は回らずに中脳とか被蓋のあたりにたくさん血液が流れてそのまま静脈に流れこむ
その状態では高級な精神活動はできない逆に本能的な回路は働いている
その状態では、進化で鍛えられた古い安定した回路が働くので生存の確率はほどほどに高くなる

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不安性障害脳シャント説という
新しい回路の部分に指揮者は住んでいるので古い回路の部分の血流を少し減らさないとうまく働かない
これは食欲、性欲などの下位欲求を制御したときのほうが上位の高級回路は働きが良くなる感じがすることに一致している
これは下位欲求を抑制しているのではなくてオーケストラのように制御しているとイメージできる
絵画で言えば赤とか黒のような激しい色を使い過ぎるといいことはない
少しだけ効果的に使うのがいい
なければ味気ない
不安性障害が一般に長くは続かずに回復するのは脳細胞そのものの問題ではなく血流の問題だろうと考えればよく説明できる