技法と人柄の関係はなかなか面白い
印象では技法などよりも人柄のほうが治療要因として大きいようにも思うが
それを言うと
治療者ギルドは反発するはず
技術の正当性と有効性を排他的に独占するのがギルドだ
他を排する手続きがまったく不透明なのである
技法は人柄よりも客観的で公平でと考えられがちであるがそんなことはない
技法は教えやすいが人柄は教えにくいので
治療者ギルドにとっては扱いにくいだろう
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うまく言葉にできないが
安心感とか
無私の心とか
この人になら話せるという感じとか
話してみたい感じとか
結論は出ないけれど話してみてよかったとか
たまに誤解されても腹も立たないとか
そうなれば人徳である
心のなかに溜まっているものを話してみたいと思わせる人
この人に話しても何だか的外れな批判をされて傷つくだけじゃないかなという場合には
話したくない
ただ薬だけほしいという気持ちになる