患者教育でほとんど全てという感じもする

私の仕事の流儀では

患者教育でほとんど全てという感じもする
なぜなら
私が勉強するように患者さんにも勉強してもらえば
患者さんは自分で自分の治療者になれるわけだ
私にできるのだから、ましてや患者さんの多くには容易なことだ
精神医学の専門書は、患者さんが仕事で読んでいる専門書よりも遥かに易しい
もちろん経験の差はある
私は毎日毎時間をそのことだけに専念しているのでさすがに色々なケースを知ってはいる
しかしそんなことも教育の中で伝えれば良いことだ
ーー
そう考えると知識は共有されるものであって
時間が立てばある程度同じ地平に立つことはできるのだと思う
そこから先は私は不必要になる
催眠術ではいつでも催眠術師が必要である
そこが違う
師弟関係ではいつでも師は弟子の知らない境地に行っている
そんなことはない
ーー
魚を与えるのではなくて
魚の釣り方を教える
釣り方を覚えたらあとは何の違いもない
自分が自分の治療者になればいい