科学と多数決と権威主義と宣伝

科学と真理は結合しているが

科学的真理も多数決で採用される、政治的な宣伝に過ぎない部分はある
科学者の共同体の認識は歴史・社会的構造の一部に過ぎない
歴史・社会的構造を超越して真理を主張することはできないことだし
何が間違いであるかを定義することもできないし
間違いを定義する操作を定義することもできない
科学の世界も権威主義的ではある
現在では誰もが実験の設備を手にしているわけではない
現代巨大科学の設備は権力側が独占している
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とかいろいろに言うわけだが
大多数の人は
理屈はともかく便利な生活を享受できればいいという立場だろうと思う
シャボン玉ならばともかく、原子力ともなれば
庶民が簡単に実験できるわけでもない
そこにつけ込んで、原発事故でおがくずを詰めて水を止めようとかの話も出る
いくら何でもその瞬間に庶民も専門家とはどういう人間であるかを見破る