同じことを言われても人によって腹が立つ立たないの違いがあるのは
その人が自分のヒエラルキーの内部の人間と思うかどうか
ということがあるんだと思う
外部の人間が何をわめいてもあまり気にならないのは道理だ
アホなやつがおるなでおしまい
哀れみをかけることさえできる
すると場合によっては慈悲深い人と言われる
徹底的に軽蔑しているから
何を言われても
悲しいだけで同情があるばかりだ
そんな感じで
腹をたてるということは同じ種族と認定しているからではないか
だから
治療者としては
患者の人生のヒエラルキーの内部で思考して感じたいものだ