【ワシントン共同】携帯電話から出る電磁波が健康に悪影響を及ぼすかどうかの結論は出ていないのが実情で、悪影響があるとする説も因果関係を立証した研究はない。国際がん研究機関(本部フランス・リヨン)ががんの危険性を指摘したのは、携帯の契約者が世界で50億人に上り、確定的な研究結果が判明してから警告するのでは被害が大きくなる恐れがあると判断したためだ。
体から離して携帯を利用することで、人体が浴びる電磁波は非常に小さくなることから、同機関は、結論が出るまでの予防的措置として、イヤホンとマイクが一体となったヘッドセットを利用することを勧めている。
さまざまな物質の発がん性を評価している国際がん研究機関の分類では、電磁波による発がんの危険性について得られている証拠の確実性は、鉛やクロロホルム、コーヒーと同じ部類に入るという。
同機関のクリストファー・ワイルド博士は、因果関係をめぐる結論を出すために「携帯を毎日長時間利用する人の健康状態を長期間かけて調べていくことが重要だ」と訴えている。
ーーーーー
危険性が限定的ながら認められる との言葉はどういう意味と解釈すればいいのだろうか
危険性が非限定的 と表現することは 発病率や致死率100%の場合しかできないはずだから
危険性はいつでも限定的でしかない
それなのにわざわざ限定的と付加する神経が庶民を馬鹿にしていると思う
鉛やコーヒーと同じ部類 という語句もおかしい
鉛の危険性については濃度や部位で明らかに大幅に違うはずで
それを、鉛やコーヒーと同じ部類と説明されても
同解釈していいのか全くわからないだろう
鉛やコーヒーと同じ部類 というのは一体どんな部類なのか
この記事を書いた人または翻訳した人はどう思っているのだろうか
後半では鉛やクロロホルム、コーヒーと同じ部類となっていて
クロロホルムが比較にあがっている
すると、鉛とクロロホルムは濃度によっては尋常ではない悪いものだと知っているので
コーヒーはどんなに悪いものなのか、理解に苦しむ
そして三者と同じ部類とはどういう部類なのだろう
鉛は無鉛ガソリンとか鉛蓄電池とか水道の鉛管などが連想される
ハンダ付けの時に飛び散って吸入してしまうとか
その場合に発がん性よりは神経毒とかヘモグロビン合成阻害などが言われるように思う
東電原発で原子力平和利用マネーの力が言われるように
携帯電話でもたぶん通信会社、携帯端末製造会社、ソフト制作会社、そしてそれらの下請け会社からのマネーは大きな流れになっているはずで
アダルトフィルターの逆で子供フィルターがかかっていて
携帯の危険は子供には届かないように出来ているのだろう
ーーー
因果関係のメカニズムが明確ではないのでもちろん明確な結論は得られていない
しかしながら携帯使用群と携帯不使用群では差が見られたというところまでは確からしい
差の原因は分からない
差の原因なんか分からなくても、とにかく増えたということならば
携帯を使用していなかった過去に比較して増加しているはずではないだろうか
現代の状況からして携帯不使用群で聴神経腫瘍が昔より減少していると考えることは難しい
すると不使用群で昔と同等とすると
調査の結果は、使用群で増加している(因果関係不明としても)のだろうから
控えめに見ても、全体で増加していると考えられるのではないか
原因の如何によらず聴神経腫瘍の増加があるのだとすればやはり問題である
聴神経腫瘍そのものは良性の場合が多いので致命的ではないのだが
良性腫瘍だけを増やすとも思えない
ーーー
個人的にはズボンのポケットに入れているとその部分の太ももが小さく痙攣することがあるのでなにか刺激になっているのだと理解できる
いまはポケットに入れていない
ーーー
1日30分間、10年以上使用を続けている場合、神経膠腫の発症危険性が1・4倍になる
というのはかなりべらぼうな数字
ーーー
CNNだと
The European Environmental Agency has pushed for more studies, saying cell phones could be as big a public health risk as smoking, asbestos and leaded gasoline.
喫煙とアスベストと有鉛ガソリン
こっちはよくわかる話だ