事実ではないことを非常に固く思い込んで
周囲も説得不可能で
むしろその人に説得されてしまうような状態が人間にはあって
なかなか不思議な現象である
happyなこともあるが
unhappyな被害も実に多い
何が事実であるかを認定するのはなかなか難しくていろいろと込み入っている
真実をありのままに受け入れることは
言葉で言うように単純には行かない
事実を「見て」信じろと言っても
何を「見て」いるのかは問題が残る
見たくなければ見えないのも人間である
ーー
こういったあたりは
人間の脳があまり精密ではないことの結果なのだろう
星座なんてないのに
何度も見ているうちにそのように見えているだけなわけだ
たしかに
ひしゃくに見えるし、W形に見えるけれどもね
それは脳の癖でしかない
錯覚を利用して立体視させようとかしている
ーー
しかしそのことを前提としておくとしても
やはりそのような「体質」というものは個人によってかなり違うのだと思う
当たり障りの無いようにして付き合い
できれば、なるべく遠慮して、
思い込みに組み入れられないように注意深くしているのがいい