理論を語る人は語る人でいいけれど
無理を承知で語っていることは当然である
個々の現実を後付で解釈することはいくらでもできる
肝心なのは予測できるかどうかだろう
しかしそれは複雑系の場合には難しい
いくらでもいいわけができる
ーー
理論を語ることは
個々の現実を従えるようなもので
支配的だ
理論に従うよりも個々の現実にそくして変化するほうが
原理としての母性原理に近い感じもする
ーー
現実の解釈を変えて思考に従属させるのが
人間の脳の一つの特性である
あのブドウは酸っぱいんだと思って自分を納得させる